結城信用金庫小山城南支店

設計にあたり

　発展目覚しい小山市城南地域への新規出店にあたり、金庫本店所在地である結城市の伝統を重視しつつ、また計画地（城南地域）の先進性と活力ある街に見合い親しまれる新店舗計画を目指しました。建物は可視性を高めたシンプルな形のなかで伝統的素材である大谷石と瓦をイメージした陶器タイルをアクセントにし内外空間を構成しました。また街の賑わいの一助となるよう内部には街に対してギャラリーを設け地域の園児・児童や町の芸術家達の創作品を展示されていく予定です。潤いある緑地・街と内部を繋ぐガラス・温もりある大谷石等により親しまれる建物として街と共に育っていくことを願っています。