竣工 | : | 2022年7月 |
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所在 | : | 那須塩原市 |
用途 | : | 住宅 |
構造 | : | 鉄筋コンクリート造 +木造+鉄骨造 平屋建て |
延床面積 | : | 132.05 ㎡ |
施工 | : | 晋豊建設(株) |
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設計担当 | : | 柳 裕斗 |
構造設計 | : | 正木健太(正木構造研究所) |
那須高原別荘地に建つ住宅です。計画にあたり高原の緑豊かな環境に暮らすメリットを最大限活かすことが課題であった。ここに暮らすご夫妻は街中暮らしからの住み替えであり、自然環境でのスタイリッシュな生活を望まれました。 計画では、敷地の建物エリアから4方向に長さの異なる鉄筋コンクリート造の壁を4枚建てる考え方から始まった。その4枚の壁は周辺の自然環境を含めて生活エリアと臨む風景を緩やかに区分し、且つ構造体として屋根を支持する壁であり建物の水平耐力も負担している。 内部居住空間はできるだけ連続する一体空間として、アプローチ空間、リビング・ダイニング・キッチン空間、寝室空間、水回り空間と緩やかに繋がりながら分かれている。そして室内のどこにいても4枚のコンクリート壁に沿ってそれぞれ外の緑環境に視界と意識が広がっていく。 屋内外を一体空間として常に自然の一角に暮らす意識のある住空間を目指した。