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2006年竣工 |
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所 在:宇都宮市 |
用 途:専用住宅 |
規模・構造:RC造+S造 3階建て |
(延床面積:473.25u) |
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■ 設計にあたり
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敷地は宇都宮市の新興街区のメイン通りに面しています。通りは企業社屋や各種店舗、マンション等の建物が建ち今後も比較的賑やかな街的様相を呈していくことが予測されます。
その中での住宅計画は、会社経営するご夫妻とご家族とで3世代が暮らす都市型住宅です。 |
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■
生活の黒い箱と大きなファミリーガーデン |
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計画は、敷地に隣接してマンションや住宅が接近しており、また前面道路がメイン通りの環境の中で生活の視線を内側に向けるようコートハウス形式としました。
1階はRC造で駐車場や倉庫、または趣味の部屋など多目的スペースと住宅へのアプローチとなり 2、3階は鉄骨造の居住部分です。
2階に設けた大きなテラス(ファミリーガーデン)を挟み込むように2、3階の室内生活空間が配置されており総ガラス張りのブリッジでつながっています。
大きな黒い箱の中を生活空間とし、その屋根や壁を切り取ることによって生まれたファミリーガーデンによりまさに室内と同様な扱いで屋外を介して一体感ある守られた生活空間を獲得し、街に対しては生活の黒い箱の断面をルーバーでやさしく覆い生活の影をおとしています。
ファミリーガーデンを介して2、3階の各居住は相互に視界が通り常に家族の気配を感じながら三世代のご家族が一緒に生活を楽しみくつろぐ「家」ができたものと思います。
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