竣工 | : | 2018年5月 |
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所在 | : | 栃木市 |
用途 | : | 住宅 |
構造 | : | 木造 2階建て |
延床面積 | : | 166.41 ㎡ |
施工 | : | (株)石島建設 |
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設計担当 | : | 田代理佳 |
栃木市郊外の長閑な集落に位置し永く住み続けられてきた母屋の建替えである。敷地には歴史を感じる土蔵や庭造りが残っている環境のなか集落環境との調和も考慮した建物景観と生活環境づくりを目指した。
建物は集落景観の象徴的なデザインコードでもある大きな単形(切妻)屋根と屋根下に広がる連続性のある多様な生活の「場」づくりの構成である。切妻屋根は垂木見出しで生活空間を被い場所を問わず「ひとつ屋根の下」意識を高めている。また吹抜けで繋がる1、2階のファミリールーム(居間)を中心とし個室や縁側に広がる「場」は多彩な建物内風景を作り出しつつ常に家族の気配を感じながらの生活を可能にした。