竣工 | : | 2015年11月 |
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所在 | : | 宇都宮市 |
用途 | : | 住宅 |
構造 | : | 木造 2階建て |
延床面積 | : | 232.83 ㎡ |
施工 | : | 晋豊建設(株) |
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設計担当 | : | 瀬尾拓広・中野真二 |
計画は、会社経営するご家族の家の建替えである。宇都宮市内の住宅地に位置しており南東の角地の敷地である。皆様社会人であるご家族それぞれのライフスタイルを保ちつつ家族の繋がりを大切にする家づくりが望まれた。建物は東側にインナーガレージや家族室のある共通の箱と西側にプライベートゾーンを主にした箱を設け間の空間が玄関、テラスなどや縦の移動空間となり階段でスキップしながら箱が繋がっている。スキップ特有の視界の高さのズレでプライバシーを保ちながら家全体がまとまっている。箱の間の1階には南北に貫かれた広い玄関ホールがあり思い出のピアノが配置され訪れる人を豊かな空間が出迎える。2階のリビングから繋がるテラスにはハンモックや可動テントが施され外からの視界を気にせずくつろぎのひと時を楽しむ。アプローチに立つコンクリート造の大きな壁は生活の視界をコントロールしつつ、印象的な表情で街並みに参加している。スキップした二つの箱と間の空間によりそれぞれの距離感を保ちつつご家族が暮しを楽しむ家になりました。