竣工 | : | 2011年1月 |
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所在 | : | 栃木市 |
用途 | : | 診療所(歯科医院) |
構造 | : | 木造 平屋建て |
延床面積 | : | 156.78 ㎡ |
計画は栃木市(市街地)のメインストリートに面している比較的東西に長い敷地に建つ歯科医院の新築です。「蔵の街」をテーマにまちづくりが推進されるなか、街のアイデンティティーを踏襲し更に牽引することができるような建物を目指して計画しました。
敷地形状から西側の道路沿いに駐車場を設け、少し奥まった建物まで黒い壁(塀)が誘導しまう。更に建物正面には建物の基本構造となる大きな漆喰調の壁があり引き続き建物の中に誘導します。単純な切妻屋根の勾配天井や外壁の黒い壁が屋外から屋内へと連続しており、南側境界全体にわたる黒い壁(塀)とあわせて開放感がありながら落ち着きのある医療空間ができたものと思います。