いちごの里レストラン

設計にあたり

　広大な田園地域にビニールハウスが連なり、その中心部に南欧風の建物が建ち並んでいる「いちごの里」は今や観光バスが集まる観光スポットです。イチゴ狩りやバーベキューで楽しみ、ケーキやジャムそしてレストランで舌鼓。そんな施設群に仲間入りするピッツアやパスタをメインとするカフェレストラン施設の計画です。そんな建物に囲まれた屋外広場はとても心地よく、その延長空間としてのレストラン造りを目指しました。まず厨房の建物と化粧室の建物に囲まれた広場を設け、そしてその２棟の建物を大きく覆う建物の構成です。建物の中の２棟の建物と広場は屋外からの可視性も高く、開放的かつ落ち着きのある街角の食の広場となりました。